デジタル・オイル・ペインティング展
-油画描画シミュレータを使って-
東京藝術大学 + 東京工業大学
|
会期: |
2010年1月6日(水)-1月20日(水)
1月12日(火)休館
午前10時〜午後5時(入館は閉館の30分前まで) |
会場: |
東京藝術大学大学美術館 B2F 展示室2 |
油画という呼び名は、絵の具の定着に油を用いた絵画の名称ですが、同時に西欧絵画の代名詞として使われてきました。当時、墨を中心とした絵画の伝統の中にあった日本美術界にとって、油をメディウムにした絵画には少なからず驚かされ、そこに新しい時代を感じたに違いありません。しかしながら、これに対して現代では技術が新たな脅威となりつつあり、デジタルの向こう側とこちら側といった分離が生まれています。
東京藝術大学と東京工業大学は、2004年から油画をコンピュータ上でシミュレートするソフトウエアの開発を行ってきました。これは、絵具・筆・キャンバス間の相関関係をアルゴリズムによってモデル化し、コンピュータ上でリアルタイムに |